毛髪表面を覆っているキュティクルの最表層のF層と呼ばれる脂質の層は毛髪表面を疎水性にしていて、F層中の分枝脂肪酸が毛髪表面の滑らかな感触に関与しています。
このF層中の脂肪酸は毛髪タンパク質とチオエステル結合やエステル結合によって結合しており、水酸化ナトリウムなどでアルカリ性にした溶液で処理するとチオエステル結合やエステル結合は加水分解され、結合している脂肪酸は遊離します。
ブリーチ処理や染毛処理で使われる処理剤にはアルカリ剤を含み、F層の脂質は加水分解されて失われ、疎水性膜を失くすためカラーリング処理した毛は感触がギシギシします。
脂肪酸が失われた毛髪表面は脂肪酸をつなぎとめていたA層のタンパク質の親水性官能基が露出して毛髪同士の摩擦は大きくなりきしんだ感触が出てくるとされます。
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カラーリング(ブリーチ・染毛)による脂質の喪失
posted by mabou at 16:47
| 毛髪のダメージ・損傷
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