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毛髪の色と毛包色素幹細胞

毛髪の色は白髪から黒髪まで様々な色のバリエーションがありますがすべて毛髪に含まれるメラニン色素の種類と濃度のみによって毛髪色が決定されています。メラニンは複雑な構造を持つ高分子化合物の混合体だそうで、毛髪色素細胞で作られて樹状突起を介してまわりの毛母細胞に受け渡されています。
メラニンの種類は大別して2種類で、
●黒から黒褐色の不溶性ユーメラニンと
●黄から赤褐色でアルカリ可溶性のフェオメラニンとがあります。
黒髪はユーメラニンが主体となり、赤毛はフェオメラニンが主体となっています。
金髪などは、毛髪のメラニン含有量が少なくなって薄茶色から金色の髪が作られるとされています。
メラニンの合成には酵素が関与していますが、チロシナーゼとTRP1,TRP2のうち
3つの酵素が強調して作用するとユーメラニンが作られ
チロシナーゼのみが作用するとフェオメラニンが作られるといいます。
したがって北欧系など金髪の人では遺伝的にチロシナーゼの働きが弱く、毛髪のメラニン含有量が少なくなると考えられます。
白髪になるのは毛髪にメラニンが供給されないためと考えられ、原因としては
●毛包色素細胞が存在しない
●毛包色素細胞は存在するが分化しないためチロシナーゼ遺伝子が働かない
●毛包色素細胞でチロシナーゼ遺伝子が働きメラニン合成もおこるがメラニンの毛母細胞への移動が正常に作動しない
などが考えられます。
posted by mabou at 09:29 | 毛髪の色素

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